作者:日下秀憲、真斗
てんとう虫コミックススペシャル

感想は続きから
ポケスペ6巻は今回の事件の背景になるいくつかの過去の起点が描かれていた。

最初のレッド対シバ。レッドの戦闘分析能力が相変わらず高い。どちらかといえばぶつかり合いの力勝負なんだけど、お互いに戦略を巡らせているのが面白い。「小さな命の繋がりの連続で生きている」というのは、ちゃんと生態を持って互いに影響し合いポケモンが生きていることを思わせる。
だが決着を付ける前にカンナとキクコの介入。カンナの氷人形はかなり強力だな。ルージュラのタイプはこおり/エスパーだから、うまいことエスパーの能力を使って遠隔的に凍らせているのかもしれない。後にブルーとナツメをくっつけるときに氷の粒子みたいなの飛んでたし。

スオウ島では、レッドを除いてロケット団3幹部とシルフカンパニーで戦ったそれぞれ+カツラ・イエローがペアとなり分かれて散策。かつての敵と共通の目的のために行動を共にする。王道だからこそ楽しめる。

キョウ・グリーンはキクコと対峙。アーボックとゴルバット、同じポケモン同士の戦いは戦い方の個性が出やすいから見てて楽しい。ところでグリーンが預かってたゴルバットって、シルフカンパニーでオーキド博士を見つけるのに使ったポケモンなのかな。だとしたら2年も預かってたってことか、グリーンのことだから結構鍛えたんだろうな。このバトルで一番驚いたのは、キクコの能力じゃなくてキョウのアーボックの生命力の強さ。まさか前のシオンのポケモンタワーでバッサリ図体を切り裂かれたあのアーボックが生きていたとは。
捨て身の攻撃でキクコのアーボックを倒すも、今度は影の中に入り込むゲンガーが相手。影の中にいるあいだも精気を吸い取ることが出来るのに、わざわざ姿を見せて物理攻撃を仕掛けるのは何故だろう。精気を吸い取るのは効率が悪いのか、一定以上は吸いとれないのか、何にせよ能力と得意な物理が噛み合ってないのではと考えてしまう。

ブルー・ナツメはカンナと対峙。さっそく氷人形を使い二人をくっつけた。攻撃していることに悟らせないというのは原作のゲームでは出来ない表現であり、活用して戦術として成り立たせていることでよりポケモンバトルにリアリティが出ている。だが早くもブルーが気を失っていて、圧倒的に不利な中どのように戦うか楽しみだ。

マチス・マサキはシバと対峙。足場にされた野生のイワークはたまったもんじゃないな、背中で爆発を起こされるとは。足場を崩すというのはこの作品においてはよく用いられる戦術であり、このような場面ではやはりトレーナー自身が鍛える必要があるという主張が活きている。
マチスを助けてレッドが登場。ピンチに現れる前章主人公という登場の仕方はやはり熱い。しかし何故スプーンを持っているんだという疑問が出て来る。理科系の男が撮った写真に写ってる人影が関係しているのだろうか。
そしてシバ戦を壁の向こうからみていたイエロー・カツラのもとに鉄砲水が。その中でイエローの麦わら帽子が外れてポニーテールが出てきた。ここでこの巻は終わりなのだからうまい区切りである。髪型から実は女の子であったというのが分かるが、以前からレッドが教えてた言葉を言ったり、手持ちのコラッタの説明で伏線は貼っていたから、前章をよく読みこんでいた人はとっくに気付いていたかもしれない。ちなみに自分はリアルタイムで集めてた当時は全然気付かなかったけどね。

ポケットモンスターSPECIAL 1巻感想はこちら

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